自分の猫背タイプを診断しょう

猫背体操をする前に自分がどの猫背タイプか確認しておきましょう。前回紹介した、

岡田鍼灸整骨院グループ総院長　岡田和人氏 著書　【疲れと痛みに効く！猫背がラクラク直る本】

からご紹介します。

猫背かどうかを知る自己問診リスト。

 

ここでは、そもそも自分が猫背かどうか、簡単に自己判定できる方法をご紹介します。〈隠れ猫背〉も、これでわかります。

まず、次の①～⑬に該当するかどうか、チェックしてみてください。

 

①座っている時間が1日のうち４時間以上ある

 

②電車などでよくスマートフォンを使う

 

③靴の外側が減りやすい

 

④慢性的な肩こり、腰痛がある

 

⑤片頭痛あるいは後頭部の痛みがある

 

⑥足の指が力をぬいた状態で曲がっている

 

⑦ひざが、力を入れて伸ばそうとしても伸びきらない

 

⑧あごがカクカクすることがある

 

⑨寝てもなかなか疲れがとれない

 

⑩自律神経失調症といわれたことがある

 

⑪ふくらはぎが疲れやすい

 

 

これらは猫背の人によく見られる症状です（この他に肋間神経痛といって、肋骨〈ろっこつ〉や胸、背中などに突然痛みが走る症状が出ることもあります。）

当てはまることが３つ以上あれば、Γ猫背の可能性が高い」と思ってください。

 

 

猫背タイプを知る自己診断テスト

 

残念ながら猫背の可能性が高かった場合、改善していくことになります。そのためには、自分がどの猫背タイプなのか知っておくことがとても重要です。自分の猫背タイプを見極めるためには、実際に体を使ってチェックしてみます。

 

･ 壁を背にして、少し離れて（30センチくらい）たちます。

 

･ そのままの姿勢で、壁にくっつくまで下がります（壁に、かかと、お尻、背中、肩、頭をつけるように）

 

･ そのとき、次の3つの項目についてチェックしてみます。

 

 

チェック（１）お尻と背中、どっちが先につきますか？

 

A　お尻と背中が同時につく

 

B    お尻より先に背中がつく

 

C　背中より先にお尻がつく

 

チェック（２）壁と腰との間にてのひらが（片手）が入りますか？

 

A　ぎりぎり入る程度の隙間ができている

 

B　すっと通すことができる

 

C　入らない

 

チェック（３）いまの状態は？

 

A　壁に背中、お尻の2点がついている

 

B　おなかが前に出ている

 

C　壁と頭の隙間もあいている

 

 

判定

 

Aにチェックが多くついた人＝一般的な猫背

 

Bにチェックが多くついた人＝骨盤が前傾している腹猫背

 

cにチェックが多くついた人＝骨盤が後傾している腰猫背

 

 

さてどうでしたか？次回は猫背を治す、猫背体操をご紹介します。