夜勤での睡眠をうまくとるためのポイント

　夜勤の仕事を続けている人の生活リズムは、昼間働いている人の生活リズムとは違います。生活リズムに従って睡眠をとったほうが身体への負担が少なくなると考えられます。

　休日の夜にしっかりと睡眠をとることも時にはいい効果をもたらすことがあるでしょうが、昼に寝て、夜に活動する生活リズムになっている場合は、かえって負担になってしまうこともあるので注意が必要です。

規則正しい生活とは？

　夜勤をして、朝から夕方まで睡眠をとる生活リズムの人が、休みの日にΓ久しぶりに夜に寝よう」と考えることは多い傾向でしょう。

　こんな場合は、いつも寝ている時間帯に少しだけ仮眠をとるなどして普段寝ている時間帯に睡眠をとるようにしてみましょう。

　規則正しい生活とは、決まった時間に寝て、決まった時間に活動することで、夜勤の仕事でも規則正しい生活習慣をある程度は実践することができます。

眠りが浅い時は？

　深い眠りのためには、暗い、静か、適度な温度、適度な湿度などが必要です。

　日中明るい時間帯なので、遮光カーテンやアイマスクなどでしっかりと光を遮断することをこころがけましょう。音が気になるようでしたら耳栓などで対策しましょう。

それでは前回に引き続きまして以前うつ病にかかったとき、不眠症になった経験のある、ねむ猫さん著書のΓ健康から学ぶ睡眠」をご紹介します。

夜勤　おすすめの睡眠習慣

 

共通　ご飯　　朝（寝る前は）は少なめに

 

家事　洗濯以外の家事はなるべく起きてから

 

洗濯機　遮光カーテンを閉めましょう。夜と同じ状況を作る

 

 

①　　　７時頃に帰宅の方（シャワーを浴びる方）

 

　帰宅後は洗濯を行い、ご飯を食べましょう。最低限の家事を行い、シャワーを浴びたら３０分はゆっくりし、寝る準備をしましょう。

 

 

 

②　　　７時頃に帰宅（入浴の方）

 

　入浴の方は先にお風呂に入りましょう。洗濯機を回すのはいいでしょう。

 

　入浴後にご飯を食べて、寝るまでゆっくりし、寝る準備です。

 

 

③　　　９時以降に帰宅

 

　朝の９時以降に帰宅する方は起きたら夜になりますね。

 

　そして、通勤でも太陽の光を浴びられる時間ですね。

 

　この時間帯の場合でもすぐ寝ることをおすすめします。

 

　帰宅直後に太陽を浴びるような家事などは済ませましょう。

 

　帰宅直後は散歩も良いですし、浴びるだけ浴びましょう。

 

　ある程度時間がたったら、遮光カーテンを閉めて夜の状態にしましょう。

 

　この時間はすぐ寝ても、時間が経ってから寝ても成り立ちます。だからこそΓ眠くならないから今日はまだ眠らない」はやめましょう。

 

　夜勤も睡眠時間は習慣化しましょう。