肩を揉むと悪化する！？

あなたは肩こりを経験したことはありますか？ほとんどの人が、大なり小なり経験があると思うんですが、肩こりがきつい人は、肩がかちかちになって、頭が痛くなることもあります。肩をマッサージしてもらって一時的に解消してもまた肩がこる、その繰り返しです。

それは肩こりの根本的な原因が解消されていないからです。

今回、肩こりを根本から解消するストレッチ方法をご紹介します。

【肩こりを治したいならΓ肩以外」を揉みなさい】　　整体師　門脇　祥吾氏 著書

肩こりは正しい方法をおこなえば改善する

肩へのアプローチでは、残念ながらあなたの肩こりは一生改善することはありません。むしろ悪化することだってあります。

それは何故かといいますと、肩こりの原因がΓ肩そのもの」なはなく、Γ肩以外」にあるからです。

肩こりの原因が肩にはないなんて、まだ信じられないかもしれませんね。でもよく考えてみてください。

もしΓ肩そのもの」に原因があったら、繰り返し肩を揉んでいるあなたの肩こりは改善しているはずです。

しかし、今日からΓ肩以外」へアプローチしていくことができたら、あなたは長年続いた肩こりからようやく解放されることができます！

肩を揉むと悪化する！？

何故肩を揉んでも改善しないのかを詳しくお伝えしていきます。

肩こりとゆうのは、肩の筋肉がガチガチに硬くなっている状態のことを指します。

そして、このガチガチに硬くなっている肩の筋肉のことをΓ僧帽筋上部繊維」といいます。ここではわかりやすくΓ僧帽筋」と略してご紹介していきます。

僧帽筋は後頭部から肩甲骨の後ろにかけて付いている筋肉なのですが、この僧帽筋を押すと、いわゆる痛気持ち良い感覚があるかと思います。

そして、僧帽筋が硬くなってしまうと、肩や首の痛みがでることが科学的にも証明されています。

それでは、何故硬くなっている僧帽筋を揉んではいけないのか？

それは、筋肉がただ硬くなっているのではなく、Γ伸ばされて硬くなっている」状態だからです。

例えば、輪ゴムを引っ張ると伸びて硬くなってきますよね？

そのまま伸ばせば、伸びれば伸びるほどに輪ゴムは硬くなっていき、やがて耐えきれなくなって切れてしまいます。

実は、あなたの肩はこの輪ゴムと同じように、伸びて伸びて硬く切れそうになっている状態なのです。

このパツパツに伸びて切れそうになっている筋肉に、揉んで強い刺激を加えるとどうなってしまうでしょうか。

さらに伸びてしまいますよね。

だから、その場では楽になっても、次の日には肩こりは戻ってしまいますし、揉まれてさらに伸ばされることであなたの肩こりは日に日に頑固なものになってしまいます。

これが、肩を揉んでも肩こりが改善しない、悪化してしまう理由です。