肩甲骨が筋肉を硬くさせてしまう

前回のΓ肩を揉むと悪化する」に引き続き、

【肩こりを治したいならΓ肩以外」を揉みなさい】　　整体師　門脇　祥吾氏 著書

からご紹介します。

肩甲骨が筋肉を硬くさせてしまう

それでは、僧帽筋を伸ばして硬くさせてしまっている原因を追究していきましょう。

 

僧帽筋を伸ばしてします原因には、ほとんどの場合、姿勢が関わってきます。

 

結論からいうと、Γ内巻き肩」といった肩甲骨を前に突き出している姿勢になると、僧帽筋は伸びてしまいます。

 

特に、この内巻き肩は、デスクワークなどで腕を前に突き出している姿勢を長く続けている人に多くみられます。

 

難しい説明をしても仕方がないので、ここでは一度体感してみましょう。

 

まず初めに、背中を丸めて肩甲骨を前に出した状態で、首を横に倒してみてください。

 

 

 

 

 

少し倒しにくい感じがするのではないでしょうか。

 

これが僧帽筋が張った状態で、筋肉の硬さが首の動きを制限してしまっています。

 

続いて胸を開き、肩甲骨同士を寄せるようにした状態で首を横に倒してみましょう。

 

 

 

 

今度は先ほどより首が動きやすいと思います。

 

これは内巻き肩が解消されて、僧帽筋が緩んだことが関係せています。

 

このように、肩甲骨が前にでてしまうことが、僧帽筋を伸ばして硬くさせてしまう大きな原因です。

 

この肩甲骨の位置を解消することが、肩こりを根本から解消していくための第一歩となります。

 

しかし、原因は肩甲骨だけではありません。僧帽筋は肩甲骨だけではありません。僧帽筋は肩甲骨でけではなく、後頭骨や頸椎にも付いているため、首の状態にも左右されます。