肩甲骨ストレッチ

それでは今回からは、肩こりを解消していくストレッチをご紹介します。前回に引き続き

【肩こりを治したいならΓ肩以外」を揉みなさい】　　整体師　門脇　祥吾氏 著書

からご紹介します。

肩甲骨ストレッチ

 

肩甲骨をゆがませて、内巻き肩にさせてしまう原因の一つに、広背筋という筋肉があります。

 

 

 

 

広背筋が硬くなってしまうと、肩甲骨が前に引っ張られてしまいます。

 

 

【ストレッチ方法】

 

 

初めに、自分の右ワキの下を、左手を使って触ってみます。ワキの下には、前側の筋肉と、後側の筋肉の二つがありますが、後ろ側の筋肉をしっかりと掴みます。

 

次に、右手を右肩の上に乗せて、そのまま右ひじを時計回りに20回ほどグルグルと回します。

続いて、反時計回りに20回ほど肘をを回していきましょう。

左肩も同じようにおこなっていきます。

 

 

 

 

首ストレッチ

 

 

首には胸鎖乳突筋という筋肉があるのですが、これが縮んで硬くなると、ストレートネックにさせてします作用があります。

 

 

 

 

また、後頭部に付いている筋肉のため、後頭部の鈍い痛みが時々出る方は、かなり硬くなっていると思います。

 

 

【ストレッチ方法】

 

 

初めに、右の耳たぶから指4本分下を触ってみましょう。そこに縦に走る太い筋肉があると思います。その辺りを右手の親指と人差し指で横からつまんでみます。

 

つまんだ状態で首を小さくクルクルと15回ほど繰り返してみましょう。これを反対側も同じようにおこないます。

 

注意点として、この首の部分には筋肉の他にも多くの神経、血管が通っていますので、中にはΓ気分が悪い」Γめまいがする」といった症状がでることもあります。

 

少しやってみて、そういった症状が出る方は、首を回さずに胸鎖乳突筋を30秒掴むだけにしておきましょう。

 

 

 

 

胸ストレッチ

 

胸ストレッチでは、巻き肩にさせてしまう指、前腕、上腕、胸の筋肉を対象にしていきます。

 

 

 

 

また、これらの筋肉が硬くなると、肩こりだけではなく、手の痺れが出ることもあるので、これらの症状がある方は重点的にやってみてください。

 

 

【ストレッチ方法】

 

 

このストレッチは壁を使って行います。右腕を真横に広げて、外側に腕をねじって手のひらが天井を向くようにします。

 

手首を反らして、指先が床へ向くようにします。そのまま手のひらを壁につけたら、腕をできるだけ張っていきましょう。そうすると指先や腕に突っ張っている感覚があるかと思います。

 

そのまま30秒キープして、反対側も同じようにおこなってみましょう。

 

 

どうですか？肩こりを肩を揉んで解消するのではなく、肩こりになる原因をなくして肩こりにならない体を少しずつ手に入れたいですね。肩こり、猫背、腰痛など【姿勢】がすごく重要だと思います。