落とし穴③　一瞬で肩こりが楽になる方法は？

 

 

 

 

前回に引き続き、広島のスポーツクラブで腰痛、肩こり改善専門パーソナルトレーナーとしてご活躍されている佐々木拓さんの著書【肩こりをΓ揉んで治す時代」は終わった】をご紹介します。

 

 

 

 

　あなたは肩こりを一時的に解消したいと思いますか？それとも、これから先もずっと肩こりに悩まない状態にしたいと思いますか？もし、これから先肩こりに悩まないことを目指すならしっかりとご自身の身体を把握しましょう。一時的な効果にまどわされないようにするべきです。そのために２つのポイントを抑えておきます。

 

 

Γこれだけで」肩こり改善

 

 

 皆さんもなるべく簡単な方法で肩こりを解消させたいと思います。私も面倒なことは苦手です。しかしΓこれだけ」と言う言葉には惑わされないにしましょう。すごく簡単な肩こり解消法方法は基本的にマッサージやストレッチ関係です。それぞれの役割でもお伝えしましたが、マッサージは特に脳を活性化させます。手や指で筋肉を刺激することで楽になったような気がするのです。ツボもその類いです。もちろん、これはこれで効果は出ていますが長期的な改善には向きません。必ずトレーニングが必要になります。また、筋トレは身体を変える力があるので肩こり改善以外にも効果があります。例えば、二の腕のタプタプ解消やバストアップ（猫背改善）も可能です。マッサージとトレーニング、ストレッチとトレーニングはセットです。簡単なことをしたくなるのはわかります。でも、世の中の甘い話には大抵なにかあるでしょう。笑

 

　そうそう、肩こり改善に大切なのは姿勢ですがΓ体の動かし方」も大切です。だから、トレーニングが必要と言えます。例えば腕をあげる時にどこから腕を上げますか？基本的に肩や腕から上げようとしますよね？この意識よりΓ鎖骨から」腕を上げる意識の方が腕は楽に上がります。こえが体の使い方です。鎖骨への意識がよくわからない場合はトレーニングをすることでわかるようにします。

 

 

　一日５分だけ！

 

 

　よく見かけるのがΓ一日５分だけで肩こり解消」と言う言葉。結局、１日何分だろうとΓ習慣化」させることが運動をする上で最も大切なことです。あなたもそのことには気が付いていると思います。健康になるため、姿勢を治すためには身体に良いことを継続する必要があります。これから、肩こり改善に必要な運動を紹介していきますが本当の効果は続けないと現れません。もちろん、一回で楽になるような運動もありますがそれに惑わされず習慣になるまでしましょう。そのために習慣になるコツを紹介しています。三日坊主だなと思う方は参考にしてみてください。また、運動を継続することでメンタルも安定していきます。肩こりは姿勢だけでなく、メンタルの問題とも関係があります。運動を一回すればストレスに強い体になるとは考えにくいと思います。詳細はストレス対策でお伝えします。

 

 

まとめ

 

 

　この章では筋肉が凝る状態をΓ短縮性の凝り」Γ伸張性の凝り」Γ等尺性の凝り」の３つに分類し、肩こりを繰り返さない為にマッサージやストレッチなどの役割を確認しました。そして、薬にはプラシーボ効果（思い込み）の力が働くことも見て、最後は肩こり改善の為に身体を変えるには運動を習慣化させる必要がありました。また、肩こりは姿勢だけの問題ではなくΓストレス」とも関係がありました。要するに、マッサージやストレッチ、トレーニングを上手く利用することで姿勢とメンタルを整え肩こり改善を目指していきます。これからの章では肩こりを感じる時間帯や姿勢を詳しく確認していき、あなたの原因を見つけていきます。それでは、あなたの肩こりはどんな原因が考えられるか一緒に確認していきましょう。